重慶火鍋のお店で食べる「酸菜魚」がおいしくてボリューミー
酸菜魚(スヮン ツァイ ユィー)は、四川や重慶の、魚と漬け物の煮込み料理。
孤独のグルメの「小岩 珍々(ぜんぜん)」の回でゴローさんが食べてたやつとほぼ同じだけど、珍々では「泡菜魚」という名前だった。厳密には似て非なる料理なのかもしれないけど。
放送後、やっぱり気になって食べに行ってしまった。
ざっくり言うと、酸菜(白菜を発酵させた酸っぱい漬け物)と白身魚の鍋。
珍々のは辛いしうまいしで、小岩の片隅にこんなおいしい店があることにびっくりした。
今回は、他のお店の酸菜魚に遭遇したときのこと。
よく火鍋を食べにいくお店で見かけ、「たまには火鍋以外のものを食べてみよう」と注文してみたわけよ。
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この「覇道茄子」も食べたかったのだけど、品切れだった。
見た目通りかなり凶悪な食べ物です。
酸菜魚を頼むと、5分くらいで運ばれてきてびっくりした。
そんなに早くできるのか、それともある程度作っておくのか。
で、でかい……洗面器かよ。
珍々は同じくらいの値段でお椀サイズだったので完全に油断していた。
味はスーパーうまい。辛さは少なくて、そのかわり結構酸っぱい。
白身魚はタラのようだった(現地ではソウギョが一般的)。
タラがほろほろフワフワなので、量はあるけど結構食べられてしまう。
心地よい酸味のあとに花椒の痺れる感じが追ってきて、バランスがいい。
辛いのが苦手な人でも食べられるのも便利。
でもやっぱり2人には多かった。でもつい汁を沢山飲んでしまう。お腹がつらい。
腹ごしらえをしてから軽く飲みに向かう予定だったけど、苦しくて帰ってきてしまった。
wikipedeiaにレシピ載ってた。
それほど複雑じゃないので、酸菜を高菜で代用して作ってみようかな。
クセになる酸っぱいスープは暑い季節にも欲しくなりそう。
中国人ってほんとに才能あるな、と思う。